善玉菌の活用で健康な養殖魚づくり!
アルテロモナス菌混合飼料「ビオアニメート A-2」
クロレラ工業(株)

 バイオコントロールの研究で著名な宮崎大学農学部の前田昌調教授の研究成果を取り入れた、アルテロモナス菌混合飼料「ビオアニメート A-2」がクロレラ工業(株)から発売された。抗生物質を使わず、善玉菌を利用して魚の病原菌やウイルスを駆逐する養殖技術で、みやざきTLO(宮崎市)が特許出願している。

  前田教授は平成16年度より魚類飼育環境中に常在する善玉菌を魚類養殖に活用する製品開発に着手。そして、日向灘沿岸の海藻表面から採取したアルテモナス 菌属の一種の善玉菌を培養し、同製品として実用化した。善玉菌を生きたまま養殖魚に与えることで、(1)病原性微生物や病原性ウイルスの増殖の抑制、 (2)魚介類の成長促進、(3)底土の有機物分解、などの効果が得られる。すなわち、活力が高く病気にかかりにくい健全な養殖魚の生産と、養殖環境の浄化 が期待できるわけだ。また、安全安心な養殖魚の供給や無投薬飼育方法による養殖魚の価値向上と漁家収入の増加なども期待されている。

【原材料】
乳カゼイン加水分解物、酵母抽出液、食塩、グリセリン、生菌。

【生菌数】
108〜1010細胞/mL

【使用方法】
配合飼料等に対し1〜5%添加し、養殖魚に給餌する。

【製品仕様】
2.5L/PE袋×4袋/段ボール

■ 問い合わせ先
クロレラ工業(株) 生産本部 技術特販部
〒833-0056
福岡県筑後市久富1343
TEL 0942-52-1261
FAX 0942-51-7203

 

トップページへ戻る